ユーザビリティテストを実施するうえでの目標を設定
ユーザビリティテストは漠然と「問題点の発見」といったような目的でテストをおこなうのではなく、目標を設定しておくと、ユーザビリティテストを通じて何を明らかにしなければいけないのかが明確になりますので、その後のタスクの勘案や実施、分析作業がやりやすくなります。
【目標設定例(ECサイト)】
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実際に被験者におこなっていただくタスクを勘案
次に、実際に被験者におこなっていただくタスクを勘案します。当然、そのウェブサイトで最も多くのユーザーが見る、あるいはおこなうだろう事を想定してタスクを考えます。
【タスクの例】
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ウェブサイトのターゲットに即した被験者のリストアップと確保
定めた目標とタスクに沿って、ユーザビリティテストの被験者をリクルーティングします。
【リクルーティング時の注意点】
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ユーザビリティテスト時に使用するテスト機材、資料を準備
タスクカード、記録用紙などの資料に加え、テストに使用するパソコンや、撮影のためのカメラ・レコーダーなど、一式準備します。
【用意する機材、資料一覧】
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静かな環境でテストできる専用ラボを設置
社内でユーザビリティテストを実施する場合は静かでテストが中断されることのない、専用ラボを設置します。
社外でユーザビリティテストを実施する場合は有料のレンタルスペースなどを利用して会場を確保することもあります。
【専用ラボイメージ】